天と地と

東の方におわす神様に妄想暴走中。ホミン大好き!

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香りの行方(改訂版)

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sideC
「何か香水とかつけてますか?」
ファンとの握手会でそう尋ねられた。
「いや、なにもつけてません」
そう言ってニッコリ微笑めば、頬を染めて立ち去っていく。
そのまま隣のヒョンのところへ。
お、ヒョンにも同じ事を聞いている。



sideY
「何か香水とかつけてますか?」
目の前にやってきたファンが、CDを差し出しながらそう聞いてきた。
香水、ね。
「つけてない。ちょっと前までは色々つけていた時期もあるけど今はつけてない」
サインを書き込みながら答える。
そう、少し前までは付けていた。
けれど今はつけてない。
それは隣に座っているチャンミンもそうだ。
今は香りをまとっていても、洋服の柔軟剤か、ボディーソープやシャンプーくらいだ。

それには理由がある。


それは少し前の話。
「チャンミン、これってさ」
カムバック前の慌ただしい時期。
それでも露出が押さえられている分、まだ肉体的には余裕がある。
たから振り付けの練習などに費やせるんだけど。
チャンミンに些細なことだけど確認しようと思って近づいていくと、少しだけ顔をしかめた。
それは本当に一瞬で、ほんの少し眉が寄った程度だけど。
その一瞬を見逃さなかった俺は思わず問いつめてしまった。
「何だ?俺何かしたのか?」
そして手を伸ばす。
すると
「いえ、何でもありませんよ。何ですか?あー、ここの動き…」
明らかに誤魔化そうとしている。
矢継ぎ早に紡ぐ言葉に、焦りとごまかしを感じる。
「ちょっと待てよ。なぁ、俺何かした?」
肩を掴む、その手から顔を背けたチャンミン。
もう片方の手で顔をこちらに向かせれば、視線が足下に落とされる。

絶対、何かある!

「言えって。顔を背けるって事は何かあるわけだろ?ここままじゃ、これからのカムバこなせないって」
心が双方を向いていないのに、忙しいカムバックを乗り切れない。
共に戦う戦友の心の在処が分からないのは困る。
チャンミンが口を開くのをじっと待った。
カウントを数えて50をすぎた頃、やっと口を開いた。
その重い口から出てきた言葉は。
「匂い、です」
におい?
「おれ、臭う?汗くさい?」
汗ばんでいるけれど、今日はまだそんなに汗をかいていないはずなんだけど。
「違います!ヒョン、香水が」
そこまで言うと、再び視線を少し落とした。
「その香水、あの人と同じですよね?それが…」
香水?
…。
あ!
「あの人との間に何かあったわけじゃないと言われても、同じ匂いをさせてるの、ヤです」
「ならさ、チャンミンのそのフレグランスだって!」
知ってるんだぞ、それ。昔彼女とお揃いで買ったこと。
「それ、ペアーで買った奴だろ?」
「これはたまたまプレゼントで同じのを頂いたから」
「それでも、普通つけないだろ?別れた彼女と同じ匂いって」

話し合いは平行線を辿りつつあった。
こうなると、お互いに退けなくなってくるのを知っているから。

不味い、かな?

そう、思っていると。
「わっかりました。今後一切付けません、この香水。なので、ヒョンもつけないでください」
あっさり妥協点を落としてくれた。

勿論、否はない。

「なら、明日からは素チャンミンでお願いします」
了承を伝えれば
「素ユノヒョンでお願いします」
そう言ってニヤリと笑った。



と、まぁ。
そんなわけで。
以来二人とも何もつけていない。

今まで使っていた香水どうするのかって?

まぁ、トイレの芳香剤替わりに使うかな?



おしまい
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