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天と地と

東の方におわす神様に妄想暴走中。ホミン大好き!

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触れる指先から伝わる温度

Posted by そらとまめのき on   0 comments

ソロカットの撮影が終わり、控え室に戻ると、そこにヒョンの姿はなかった。
あれ?
どこに行ったんだろう?
またあの人のことだから、どっかフラフラと歩いてんだな。
と、そこへマネージャーがやってきた。
「あれ?ユノいない?」
おーい、マネージャー。
行先知らないんかい!
これへ本気でどっかに行ってしまったパターンですね。
「チャンミン、ユノを見かけたら打合せしたいから会議室に来てくれって言っておいてくれないか」
「わかりましたよ。何時からスタートですか?打合せ」
「先に話すことがあるから、ユノが見つかりしだいでいいから。ユノに二、三確認するだけだし」
「了解です。ったく手のかかるヒョンですね」
衣装の上にパーカーだけ羽織るとスマホを手に控え室を出た。
ちなみにヒョンのスマホは鞄の上でランプを光らせて留守番してました。
ヒョンと言えば?
自動販売機、にはいなさそうだ。
飲みかけのミネラルウォーターが控え室のヒョンの鞄の前に置いてありましたし。
・・・キャップがほぼ締まってない、緩く上に置いただけのミネラルウォーターでしたがね。
となると、外?
扉を開けてよくスタッフさんが休憩しているコーナーへ足を運ぶ。
あれ?
居ない。
「おぉ。チャンミン。どうした?」
顔なじみのスタッフが声をかけてくれる。
「ヒョンを探してて」
「ユノ?見かけてないなぁ。電話ならした?」
こっちには来てないか。
「ヒョン控え室に置いたままで」
「そりゃあ電話にでんわ、だな(笑)」
「ありがとうございます。もう少し、心当たりを探してみます」
「見かけたら控え室に戻るように言っとくわ。チャンミンに連絡しろって」
「よろしくです」
全く、手のかかる人ですね。

スマホを持っていない、着替えもしていないとなるとトイレかその辺りなんですが。
トイレには居ない。
僕が控え室に戻る前にトイレに寄ってるけど、トイレにいたのは僕1人だったから。
うーん、屋上にでも行ったかな?
そう思いながら階段の方へ向かうと。
階段下から長い白い足が見えて。
!!!
そっと覗くと、階段下のスペースに足を投げ出してうたた寝をする人が1人。
こんなところに!
若干白目を向きながら口を半開きにして眠るヒョンが居た。
いつものことながら、ヒョンの寝顔はホラーですね。
「ヒョン。こんなところで寝てたら風邪ひきますよ」
そっと声をかける。
けれどそんな事で目を覚ますような人ではなくて。
「ヒョン、起きてください!」
肩を揺すりながら声をかける。
「ん?なに?」
寝ぼけ眼で眩しそうにこっちを見るヒョン。
声も枯れ枯れ。
その少しざらついた声が、男らしくて耳にくすぐったい。
いつもの甘い声とはちがうセクシーさがあって。
「チャミナ。どうした?」
お、今度はいつもの声。
「マネヒョンが会議室に来て欲しいって探してましたよ」
「それで探してくれたんだ。サンキュ」
そう言って僕の方に手を伸ばしてきた。
条件反射でその手をとる。
温かい。
生きているんだから当たり前なんだけど、ヒョンの温かい体温に何だかホッとする。
「さて、行きますか」
よいしょ。
小さく掛け声をすると、ヒョンは僕の手を握ったま立ち上がった。
「ほら、チャンミン。行くよ」
手を繋いだまま歩き出す。
「見られます、手、離してください」
そういう僕の言葉なんてどこ吹く風で。
「大丈夫大丈夫」
根拠の無い言葉とともに手を引かれたまま歩くヒョン。
斜め後ろから手を引かれて歩く僕。

ギュッと指先を握られる。
その温度が愛おしくて。
その温度が心強くて。

僕からも
ギュッ
1度だけ強く握り返した。
伝わってる?
気持ち。
伝わってる。
だって。

ヒョンが満点の笑顔でこっちに振り向いたから。

おしまい♪

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